主な損害項目 | 相手方提示額 | 認められた額 |
治療費 | 231,822円 | |
入院雑費 | 28,500円 | |
通院交通費 | 38,640円 | |
文書料 | 10,800円 | |
休業損害 | 1,752,005円 | |
傷害慰謝料 | 1,718,333円 | |
逸失利益 | 632,994円 | |
後遺障害慰謝料 | 1,100,000円 | |
損害額合計 | 5,513,094円 | |
既払い除く支払額 | 3,563,634円 |
事故・怪我の状況
被害者がゴミ出しをしようと家の向かい側にあるごみステーションに行こうとした。
その時に、自動車が目の前を横切った。
自動車が通り過ぎたので道路を渡ろうとしたところ突然、自動車がバックしてきて被害者が自動車に轢かれた事例。
被害者は右手首を骨折し、1年間通院した後に、後遺障害の申請(事前認定)をしましたが非該当の認定でした。
被害者は、後遺障害が認められないのは納得できないと考え、当事務所に依頼しました。
当事務所の対応
当事務所では後遺障害診断書・医療記録を取り寄せ、精査いたしました。
精査したところ、骨折について癒合は良好であったものの、自覚症状について、痛みの記載がないことが判明いたしました。
そこで、主治医に自覚症状欄に動作時の痛みを追記してもらいました。
当該後遺障害診断書を新証拠として、異議申し立てをしたところ、「局部に神経症状を残すもの」として14級9号が認定されました。
相手方保険会社は、過失と主婦休損を争い、裁判所基準での支払いを拒んできたので、紛争処理センターに申立を行い、過失・主婦休損の立証を行ったことにより、当方の主張がすべて認められ、約501万円の損害賠償を受けることができました。
結果
・被害者が相手から支払いを受けた金額
・最終段階で支払を受けた金額…3,563,634円
・相手方保険会社・自賠責から受けた額…1,452,006円→合計5,015,640円の支払いを受けることができました。
弁護士法人黒田パートナーズ・西宮北口法律事務所代表。学生時代を西宮で過ごし、東京・大阪の法律事務所での勤務を経て、平成25年より事務所を開設。保険会社と顧問契約を行わない、交通事故被害者側専門の弁護士として、兵庫・大阪全域の交通事故問題解決に尽力。兵庫県弁護士会所属。