事故・怪我の状況
被害者が自転車で走行していたところ、路肩に停車していた自動車のドアが開き、被害者に当たって被害者が転倒したという事故でした。
被害者は左橈骨遠位端骨折・鎖骨を骨折し、2年間通院しましたが、残念ながら右鎖骨の疼痛、右肩の痛みという自覚症状が残ってしまいました。
当事務所の対応
当事務所では自賠責後遺障害診断書の記載について説明を行い、適正な診断書の取得を行い、後遺障害の等級申請(被害者請求)を行ったところ、右肩の痛み・鎖骨の疼痛について14級9号が認定されました。
相手方は、裁判所基準での支払いを拒むとともに、休業損害はほとんど認められないと主張し、過失割合も大きく争ってきました。
そのため、紛争処理センターに申立を行いました。
その結果、584万円の賠償を得ることができました。
結果
・被害者が相手から支払いを受けた金額
・最終段階で支払を受けた金額…5,844,592円
・相手方保険会社・自賠責から受けた額…5,394,188円→合計11,238,789円の支払いを受けることができました。
弁護士法人黒田パートナーズ・西宮北口法律事務所代表。学生時代を西宮で過ごし、東京・大阪の法律事務所での勤務を経て、平成25年より事務所を開設。保険会社と顧問契約を行わない、交通事故被害者側専門の弁護士として、兵庫・大阪全域の交通事故問題解決に尽力。兵庫県弁護士会所属。